漢方内科

漢方薬とはなにか

 漢方とは中国で3000年前から伝わっている医学です。
 中国由来の伝統医学です。
 日本に伝わってから独自の進化を遂げています。
 漢方とは中国の方剤です。
 中国から伝わった薬のことです。
 2000年前の傷寒論をもとにして元の時代に伝わった新しい医学の温病論が加わっています。
 現代の中国がやっているのは中医学といって日本の漢方とは診断や処方の仕方が違います。

漢方薬の効果の表われかた

 漢方薬は病気の程度や原因によって、長期間にわたる服用が必要となることもありますが、急性の症状においては、即効性のある薬もあります。
 慢性疾患においては、1~2週間程度の服用で身体の反応を見て、処方の継続・追加・変更を検討します。また、体質の変化に応じて漢方薬の処方を変更しますので定期的な診療が必要です。